脊髄損傷で自律神経障害の場合、体温調節機能が低下する。発汗障害によるうつ熱が生じることがあるので、発熱の確認が困難となる。
知的障害があり自ら体調不良を訴えることができない方がいる。その場合、発熱等を1日2回評価するという体調管理はどのようにすればよいか。

うつ熱によって発熱の確認が困難な場合、新型コロナウイルスの代表的な症状について1日2回評価することが考えられます。
厚生労働省の基準によれば「息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合」「重症化の恐れがある方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合」「発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合(特に4日以上続いた場合は必ずご相談ください」とあります。(*1)

気道症状(咳、痰、呼吸困難など)を伴わない場合は、呼吸状態は安定していると想定されますので、体温以外のバイタルサイン(血圧、脈拍、SpO2など)に異常がなければ、まずは空調や衣類の調整を行った後、こまめに体温の経過を観察することが望ましいと考えられます。

知的障害があり自ら体調不良を訴えることができない場合、発熱や脈拍、SpO2などの計測による評価が考えられますが、可能であればわかりやすい文章やイラスト等で体調不良がないかを確認することも検討してください。
例えば、滋賀県では「新型コロナウイルスについて障害のある方のための情報 」を作成し、公開しています。(*2)

参考(1):厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

参考(2):滋賀県「新型コロナウイルスについて障害のある方のための情報」
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/syougaifukushi/311768.html

NPO法人 関西健康・医療学術連絡会 「COVID-19タスクフォース」

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